水戸市の注文住宅|自然素材の木の家を設計する建築工房 秋津

水戸市で、自然素材の注文住宅を設計しています。設計から引き渡しまで、一人の建築士が担当します。

台地か、低地か。地盤の前提が変わります

水戸市は台地と低地と丘陵が入り組んだ地形の上にあります。市街地の中心を成す水戸台地、なかでも上市段丘は古那珂川が堆積した砂礫層からなり、水はけが良いのが特徴です。一方、那珂川と桜川がつくった沖積層の低地があり、千波湖の周辺は南北を台地に挟まれた低地にあたります。市の西部には丘陵が広がります。

一般に、砂礫層からなる台地は締め固まっており、住宅の支持地盤として比較的良好とされます。河川がつくった沖積層の低地や埋立地は地下水位が高く、地盤沈下や液状化のリスクが相対的に高くなります。地盤改良の要否と規模は土地によって変わり、水害リスクの観点でも台地と低地では前提が異なります。ただし最終判断は敷地ごとの地盤調査によります。同じ台地上でも谷を埋めた造成地は事情が違います。

地区計画が25地区、うち14地区は届出が必要

水戸市には現在25の地区計画が定められており、そのうち14地区では建築や土地の区画形質の変更にあたって市への届出が必要とされています。地区計画では建築物の用途、高さ、外壁の後退距離、垣や柵の構造などが定められていることがあります。とくに外壁後退の規定は、実際に建てられる大きさに直結します。

また、弘道館・水戸城跡の周辺や備前堀沿いなどが景観重点地区に指定されています。風致地区の指定もあり、該当区域では建築物の形態や色彩、緑化について配慮が求められます。歴史ある街並みに調和させる設計では、杉板縦張りの外壁や漆喰といった自然素材が力を発揮します。時を経るほどに周囲と馴染んでいく素材だからです。なお地区計画の数や内容は改定されることがありますので、最終的には市の都市計画課の窓口でご確認ください。

冬の冷え込みを、設計で受け止める

水戸市は内陸性の気候で、冬の朝の冷え込みは厳しく、夏は暑さがこもります。この寒暖差は暮らしの快適さだけでなく健康にも関わります。断熱性能UA値0.26を標準とし、床下エアコンを建築と一体で設計することで、家じゅうを足元から穏やかな空気で満たします。廊下や脱衣室だけが寒いという状態をつくりません。夏は深い軒で高い日射を遮り、風の通り道を設計で確保します。

水戸市で建てられたご家族の声

当初、私たちはSNSで見つけた設備や間取りばかりを並べていました。しかし、設計の荒木田さんはそれを単に図面にするのではなく、「休日の朝、どんな風に過ごしたいですか?」と私たちの根っこにある想いを丁寧に汲み取ってくれました。

ほかの地域のお客様の声もご覧いただけます。

私が水戸市で、地盤保証を先に置く理由

お隣の敷地で問題がなかったから、うちも大丈夫。そう考えてよいものでしょうか。台地と低地の境目は、市内に細かく入り組んでいます。やっかいなのは、その境目が市内に細かく入り組んでいることです。

隣の敷地では問題がなかったから大丈夫だろう、という判断が通用しません。調査は、実際に建てる位置で行う必要があります。

ですから私は、どの物件にも地盤保証を35年お付けしています。シロアリ保証は20年です。瑕疵保証と設備保証も完備しています。工事の途中で万一のことがあった場合に備える完成保証も、ご希望があればお付けできます。保証を出すためには、その前段の調査と改良を省けません。20年と口にした時点で、途中の工程を省く道は自分で塞いだことになります。

費用の目安もお伝えしておきます。30坪程度で、表層改良が20万円から70万円、柱状改良が50万円から100万円、鋼管杭が90万円から200万円というのが一般的な相場です。私は調査結果をそのまま受け入れるのではなく、基礎の仕様と改良工法のバランスを見て、費用対効果の良い組み合わせを探します。

水戸市は省エネ基準の地域区分で5地域です。冬の冷え込みを設計で受け止めるという話は、断熱等級7・UA値0.26、気密C値0.5以下という数字の上に成り立っています。

冬の朝、床下エアコン一台で家じゅうを支えます

水戸市の冬は、晴れた日の朝ほど冷え込みます。放射冷却で地面が冷える土地では、足元から冷たさが上がってきます。

私は暖房を床下エアコンで組み、冬は20度から22度で運転しています。床下から暖めた空気が家全体をゆっくり満たすので、吹き出しの風が体に当たりません。一台で足りるのは、断熱等級7と気密C値0.5以下という土台があるからです。この土台がない家で同じことをすると、電気代だけが上がります。

換気は全熱交換型を採用しています。暖めた空気の熱を捨てずに、新しい空気と入れ替えるためです。

夏は逆に、内陸らしい暑さになります。冬の冷え込みと夏の暑さの両方を一棟で受け止めるために、軒の出は妻側のケラバまで含めて90センチ(900ミリ)以上とし、南面に大きな窓がある場合は、窓の高さに窓の上から軒の裏側までの高さを足して0.3を掛けた寸法を目安にします。夏の高い日射は軒が遮り、冬の低い日射は室内の奥まで届きます。

つくば市や神栖市、千葉県の印西市・成田市でもお受けしています。詳しくは施工エリアのご案内をご覧ください。

ご検討中の土地について、購入前にご相談いただけます。つくば市でも設計しています。ご案内は建築士本人が行います。見学・ご相談はこちら

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